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不二周助とツンデレ少女

第11章 合宿


合宿の参加メンバーは怪我でドイツへ行ってる手塚を除いたレギュラー全員と一年生の堀尾、カチロー、カツオの1年トリオである。
不二「涼子さん!同じ場所に泊まるの初めてだね?」
「そうね。場所が田舎の廃校舎を改造した所ってのが微妙だけど……薫ちゃん?怖くて寝れないんじゃないの?」
海堂「なっ!?んなわけねぇだろ!?」
「そぅ?悪霊は今のところ見えないけど…地縛霊は信じられないくらい居るわよ?」
海堂「フシュ〜…余計な事は言うな!!」
不二「…地縛霊だらけじゃイチャイチャしにくいね。」
「何言ってんのよ!?テニスの合宿が目的なんだからイチャイチャはしないからね!?普段からしてないけど!」
竜崎「ほら!お前達!喋ってないでさっさと部屋に荷物置いてきな!!」
竜崎先生に言われ自分達の部屋へ行く。
不二「はぁ…涼子さんと同じ部屋じゃないなんて…。」
「当たり前でしょうが!逆に男女同じ部屋にされたら問題だっての。」
そしてテニス部員は練習を始め、1年トリオと涼子は食事作りを始める。
「てか、なんで私までやらなきゃいけないんだ?」
堀尾「先輩!働かざる者食うべからずッスよ!」
「…あんたら私の料理の腕を知って言ってるわけ?」
カチロー「知らないですけど……でも三神先輩は1人暮らしなんだからある程度はできますよね?」
「ふっ……ある程度どころか何も出来ないわよ?お湯を沸かすのと米を炊くのと野菜を千切るくらいなら出来るけど。」
カツオ「またまたぁ〜!冗談でしょ!そんな事言うならこのジャガイモの皮剥いて切ってみてくださいよ?」
「……………。」
涼子は渋々ジャガイモの皮を剥いたのだが……
堀尾「なっ…なんでこうなるんッスか!?」
テニスボールサイズのジャガイモがピンポン球以下のサイズになってしまったのである。
「いやいや、血が出なかっただけ上等よ?手の皮が少し剥けてるけど。」
カツオ「……先輩、洗い物だけお願いします。」
カツオは察して涼子に料理をさせないようにした。
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