第10章 デートの時撮ったプリクラが心霊写真に!!
不二「涼子さん!」
「あぁ、練習終わったのね。お疲れ〜!」
不二「お疲れ様のキスしてくれる?」
「は!?ヤダし!!」
不二「どうして??」
「外国じゃないんだなら接吻なんて無闇にするものじゃないわ!」
不二「接吻って……じゃぁキスするような状況になればしてもいいんだね?」
すると不二は突然、涼子をお姫様抱っこした。
「なっ!何するのよ!?」
不二「涼子さんがキスしてくれないからだよ。」
そしてソファに涼子を寝かせ覆い被さり顔を近付け強引にキスしようとする。
「ぎゃー!!」
超奥手な涼子はとっさに不二をビンタした。
不二「…痛い……。」
「あんたが妙な事するからじゃない!もぅ!!」
不二「怒らないでよ。ごめん…強引過ぎたね。」
そう言うと不二は涼子の頰に軽くキスをした。
「……………。」
不二「…機嫌直してよ?あっ!そうだ!さっき涼子さんが好きなお店のシュークリーム買ってきたんだけど…」
「えっ!?シュークリーム!?」
シュークリームの存在を知った途端、涼子の目は輝いた。
不二「クスッ(…結構単純だなぁ。)…涼子さんが僕の頰にキスしてくれたら2つ食べてもいいよ?」
「………本当に2つくれるのね?」
不二「…いいよ。(シュークリームに釣られてるのがちょっと納得いかないけど仕方ない…。)」
そしてシュークリーム欲しさに涼子は不二の頰にキスをした。
不二「……………涼子さん?」
「…何よ?」