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不二周助とツンデレ少女

第9章 人形に取り憑いた霊


そして1人で人形のお祓いを始める。不二達は隙間から覗きながら外で待機した。

「☆!◯〜*∞⁂≧§☆*〜≫§⁂……」

呪文を唱えると人形が宙に浮き始めた。

越前「っ!?人形が…浮いてる!?」
「あんた!この家の人を祟ってどういうつもり!?」
人形「……みんな私を捨てる……人間なんて…みんな不幸になればいい…」
「この家の人があんたを捨てたわけじゃないでしょ?ちゃんと供養してあげるから大人しくなさい!」
人形「ヤダ………お前も呪ってやるー!!」

人形は凄まじい邪気を出して涼子を襲おうとする。

「☆!◯〜*∞⁂≧§☆*〜≫§⁂……」
人形「ゔっ……うわー!!」

涼子が呪文を唱えると人形は苦しみ出す。

「仕方ないから強制的に封印させてもらうわよ!!…封印!!」

封印の札を出し悪霊を封印し、人形は普通の人形に戻った。

「…ふぅ、一件落着ね。………周助達〜?終わったから開けて大丈夫よ?」
周助「涼子さん、お疲れ様。」
越前「ありがとうございました。」
菊丸「はぁ…人形が浮いたり喋ったりするからびっくりしたにゃ…」
桃城「俺も…」
「あら?ちびっちゃったの?情けないわねぇ…あの程度で怖がっちゃって。」
桃城「いや!怖がるのが普通っすよ!」
菊丸「でも、ちびったりはしてにゃいからな!」
「へいへい。帰ったら即刻パンツ履き替えな〜!」
桃城「だから漏らしてないですってば!」
「まぁ、そういう事にしといてやろう!…ところで越前君?次は君達もお清めしときましょうか?」
越前「えっ!?なんで!?」
「あなた前にあの人形に触ったでしょ?邪気が少しだけど身体に憑いてるわよ?ご家族も邪気が体に憑いてるんだろうからさ。あっ!もちろん最初に提示した料金の中にこれも含まれてるから追加料金取ろうとかないし安心してね?」
越前「はぁ…」
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