• テキストサイズ

不二周助とツンデレ少女

第8章  越前リョーマとの衝撃的な出会い


そして放課後、涼子は中等部のテニスコートに向かう。一応、不二の練習の妨げにならないよう視界に入らない少し離れた木の上からこっそりと練習を見ているのである。

「周助…やっぱ上手いんだなぁ…。」
?「ねぇ、そこのあんた。」
「へ??」

下から声がしたので見てみると1年生らしき男子が居た。

「…何よ??」
?「………そんなとこで立ってると…パンツ見えてるけどいいわけ?」
「えっ!?………ぎゃっ!!」

パンツを見られた事に動揺して隠そうとした瞬間バランスを崩し涼子は木から落下してしまった。

「…いぎゃっ!!」
?「ぐえっ!!」
「いたたたた………」
?「ねぇ…退いてよ。」
「ん?……………ぎゃー!!変態ー!!」

涼子はその男子の顔の上に尻から落下してしまいパンツをモロ見られてしまったのである。

?「は!?変態って…自分のが変態じゃん!?」
「スケベ!変態!!バカ!!私のパンツよくも見たなー!!」

騒いでいると不二と3年生レギュラーがやって来た。

手塚「何を騒いでいる!!」
大石「どうしたんだ!?」
不二「あっ!!涼子さん!?……と越前。」

涼子の下敷きになった1年生らしき男子とは越前リョーマである。

「周助!!このちびっ子が!私のパンツ見たのよ!!」
越前「いや、見たくて見たわけじゃないし!!」
不二「越前……なんて事を…僕もまだ涼子さんのパンツを履いてる状態では見た事ないのに!!先に見るなんてズルいじゃないか!!」

ちなみに洗濯物として干してあるパンツは見た事があるのである。更に言うとパンツを干したり畳んだりした事もある。

菊丸「えっ!?怒るのそこ!?」
越前「この人が木の上で立ってるから悪いんじゃん!」
「何ー!?こっちは練習の妨げにならないように気を使ってこっそり見てたのに!!」
越前「じゃぁ、見えたまま放っといてよかったわけ?」
「それは…………兎に角!私のパンツを見るのは許さーん!!」
越前「……なんか随分と我儘な人だな。」
/ 355ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp