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不二周助とツンデレ少女

第63章 幸村の恋


「……………。」
不二「涼子さん?どうかしたの??」
「杏奈と幸村君が2人でガーデニングショップ行く事になったってLIN◯来たんだけどさ……杏奈は何着ていけばいいだのこっそり後から着いて来てほしいだの言ってて幸村君にも何か手土産何を持ってったらいいのかだの聞かれたりでさ…とりあえず幸村君にはプレゼントは気持ちだよ!って送っとくか。」
不二「は??いや、幸村はなんで涼子さんに聞くわけ!?そんなに僕の涼子さんと連絡取り合いたいの!?」
「いやいや、それはないない。なんで周助に聞かないのか聞いたけど途中で私との惚気話に話がすり替わるから聞きたくないんだってさ。」
不二「クスッ…確かに前に藤堂先輩の話された時に涼子さんの話になっちゃったね。」
「あんま私の話とかしないでよ!」
不二「え〜?涼子さんの可愛いエピソードって話したくなるじゃない?この前2人で公園行った時に散歩中の犬のしっぽを踏んづけて追いかけ回されたり…」
「…っ!?そういうことベラベラ喋って笑いのネタにしてんじゃないっての!」
不二「ただの可愛いらしいエピソードじゃない?白石に話したらお腹抱えて笑ってたけど。」
「全然可愛くないし!てか、白石め…後で覚えろよ……あっ…」
不二「ん?LIN◯の返事来たの??」
「うん…幸村君からなんだけど…『手土産は薔薇の花束とかどうかな?』だってさ。花束だと花瓶とか必要だから面倒臭いしだったら植木鉢ごとのがマシじゃない?」
不二「…そういう事言うのは涼子さんくらいだと思うよ?ちなみに藤堂先輩には何て返したの?」
「服なんて何だっていいじゃん!って返した。」
不二「クスッ…確かに涼子さんが初めてのデートの時着てきた服ってジャージだったもんね。確かに何だって良いって考えだよね。」
「……昔のことは忘れてちょうだい。」
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