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不二周助とツンデレ少女

第60章 まさか!?


「そんなんじゃないわよ…あいつの事だから高校中退して働くとか言い出しそうで…そっちが心配というか…高校入ったばかりだし…あいつ頭いいのに高校中退なんてさせたくないし…」
杏奈「大抵は彼氏に逃げられるとか即答で下ろしてって言われるかもって心配しそうな気がするけど…」
「年がら年中結婚の話をしてる男が今更逃げ出さないんじゃない?この前何を思ってか高校生のくせにゼ◯シィ買ってきて付録の印鑑ケース見ながら『今度、中身の不二の印鑑プレゼントするからね?』とか言って浮かれてたし。たまに子供は何人とか名前の候補を今から調べて嬉しそうに話してくるし。」
杏奈「なるほど…涼子ちゃんが不二君を信用してるのはよく分かったわ!まぁ、それだったら尚更早くハッキリさせて妊娠だったら不二君に話さないと!涼子ちゃんだけの赤ちゃんじゃないんだから不二君にだってどうするか決める権利はあると思うよ?」
「杏奈………そうよね…。よし!!とりあえず検査薬でハッキリさせるわ!」
杏奈「そうそう!悩んでると胎教に悪いし?」
「いや…まだ妊娠確定じゃないし!……とりあえず帰って着替えたら薬局行ってくるわ!杏奈、話聞いてくれてありがとね?」
杏奈「いえいえ。落ち着いたらどうなったかちゃんと報告してよね?」

こうして涼子は杏奈と別れ、一旦家に帰って着替えてから家から少し遠い薬局に向かったのだが…
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