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不二周助とツンデレ少女

第60章 まさか!?


「げっ!!周助と白石君!?」

まさかの不二達と鉢合わせしたのだ。

不二「涼子さん……なんで此処に?」
「あんたこそ……てか、周助はなんでそんなの持ってるわけ?」

不二は妊娠検査薬を持っていた。ちなみに不二達もちゃんと着替えてから来ているのだ。

不二「………涼子さんの様子がおかしかったからもしかしたらって思って…」
白石「不二君、涼子姉ちゃんの事ごっつ心配してたんやで?」
「………ごめん。実は私も…もしかしたらと思って…それ買いに来たっていうか…。」
不二「涼子さん…1人で抱え込まないで僕にすぐ話してほしかったな。」
「あんたの負担になりたくなかったから…」
不二「負担になんてなるわけないよ。逆にすぐに相談してくれないかった方がショックだったんだから…」
「ごめんってば…。」
不二「もし…また何か悩みがある時は1人で抱え込まないでちゃんと僕に相談してくれる?」
「うん…分かったわよ。」
不二「クスッ…じゃぁ仲直りしよう?」
「うん。……その検査薬…私が買ってくる。」
不二「いいよいいよ。僕が買うから!」
「いやいや、男が買うのはちょっと気不味いでしょ?私が買うって!」
不二「大丈夫だってば!涼子さんこそ…恥ずかしいからわざわざ此処まで来たんでしょ?だから僕に任せてよ?」
「わざわざ此処まで来たんだから私が買うってば!」
白石「お〜い、お2人さん?そんなん持って騒いどるから目立っとるで?」

妊娠検査薬を持って言い争っていた為、涼子と不二は無駄に目立ってしまっていた。

「ゔっ……とりあえずあんたに頼むわ。」
不二「クスッ…最初からそう言えばよかったのに。」

とりあえず恥ずかしくなったので涼子が一旦引き、検査薬を買って店を後にした。
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