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不二周助とツンデレ少女

第60章 まさか!?


その頃、涼子は公園で杏奈に相談をしていた。

杏奈「涼子ちゃん?それで何があったの?」
「えっと……その……あの……」
杏奈「……もしかしてエッチな事?」
「なっ!?…なんでよ!?」
杏奈「だって涼子ちゃんが照れてモジモジするとしたらその手の話じゃない?」
「ゔっ……まぁ…そういう系ではあるかしらね?」
杏奈「で?どうしたの?不二君とレスだとか?」
「違うわよ!彼奴あぁ見えて結構アレだし…。」
杏奈「はいはい。じゃぁ何を悩んでるわけ?まさか妊娠とかじゃないよね?」
「……………。」
杏奈「えっ?まさか…本当に?」
「まだちゃんと確認したわけじゃないけど…ちょっと心当たりがあって…」
杏奈「心当たりあるなら早く確認した方がいいって!検査薬買いに行こう??」
「えっ…それは……抵抗あるというか…」
杏奈「そんな事言ってる場合じゃないでしょ?もぅ!いつも自信満々そうな顔して堂々としてるくせに何を恥ずかしがってるんだか…」
「うっ…煩いわねぇ!そういう話苦手なんだからしゃーないでしょ!」
杏奈「まったく……苦手でも妊娠の可能性があるならとりあえずやらなきゃダメでしょ?それに結果次第では不二君にちゃんと相談しないと。」
「周助にね……流石に高校入ったばっかでそういう重い話は言いにくいのよね…。」
杏奈「まさか…妊娠してたとしてそれを告げたら不二君が逃げるんじゃないかとか心配してるの?」
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