第56章 サンタのおっさん
サンタ「…というわけじゃ!」
「えー!?私そんな邪悪な子供じゃなかったはずよ?もっと純粋な…」
サンタ「馬鹿言うでない!純粋さのじゅの字もないくらい邪悪だったじゃろう!」
「はー?そこまで酷くないし!」
不二「…………。」
「ちょっと…周助?何黙ってんのよ?」
不二「いや…涼子さんって昔からあんま変わらないんだなぁと思ってさ?」
「……どういう意味?」
サンタ「今も昔と変わらず邪悪って事じゃろうな。」
「なんですってー!?もぅビールあげない!!」
サンタ「なんでじゃ!?」
「ムカつく事言うから!」
サンタ「……可愛い純粋なお嬢様!そんな事言わないでビール飲ませてちょうだいな?」
「うわっ!プライド無いわねぇ…」
不二「クスッ…なんかサンタクロースのイメージがすっかり変わっちゃったな。」