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不二周助とツンデレ少女

第53章 束の間の休息


不二「……涼子さんの家も久々だなぁ。なんか懐かしい匂………!?」

玄関に入った途端、涼子は不二に抱き着いた。

「……………。」
不二「クスッ…涼子さん?どうしたの??」
「…………周助と会えなくて…寂しかった。」
不二「えっ……」
「合宿…頑張ってって送り出したけど…本当は寂しかった……。由美子さんや周助のお母さんが気を使ってくれて一緒に居てくれたけど…それでも周助と会えないのは寂しくて……」
不二「涼子さん………寂しい思いさせてごめんね。」

不二は涼子の頭を撫でた。

「…いいの。今はテニス頑張ってほしいし…周助が日本代表に選ばれてほしいって気持ちは本当だから。でも……今日だけは一緒に居たい。」
不二「涼子さん…もちろんだよ。今日も明日も…一緒に過ごそう?」
「全部はダメだよ…お母さんも周助と過ごしたいだろうし…。」
不二「じゃぁ涼子さんも一緒にね!」
「家族水入らずの時間奪うのは気が引けるな…」
不二「クスッ…いつも言ってるでしょ?涼子さんは家族同然だって。僕のお嫁さんになるんだからさ?お嫁さんは旦那さんと一緒に義実家に帰ったりするじゃない?」
「ったく……気が早いんだから。周助………大好き。」
不二「クスッ…僕も涼子さん大好き……いや、愛してるよ。」

そんなこんなで気が済むまで抱き合った後、涼子はカレーを作るのだが…
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