第52章 ラブコール?ラブラ◯ン?
そして次の日、不二はいつもの時間に涼子にラ◯ンでメッセージを送った。
不二『涼子さん!今日も一日お疲れ様!今から電話大丈夫?』
しばらく待ったが既読にならない。いつもはわりとすぐに返事が来るのに10分以上既読にならない。不安になった不二はまたメッセージを送る。
不二『涼子さん?何かあった??』
また10分待ったが返事が来ない。仕方ないので今度はラ◯ン通話をかけた。だが…やはり応答なし。
そしてメッセージと通話を繰り返している事約1時間、やっと涼子から返信があった。
不二「………………白石、幸村…僕お風呂行ってくるね。」
白石「ん?なんや??今日は涼子姉ちゃんと電話せんのかいな?」
不二「クスッ…今日はお風呂上がりにするよ。」
幸村「そうなの?…いってらっしゃい。」
不二はスマホを机に置いて部屋を出た。
白石「なんや…様子がおかしかったな?」
幸村「……だね?さっきまでラ◯ンしてたみたいだけど何かあったのかな?」
白石「まさか…涼子姉ちゃんがとうとう浮気したとか!?」
幸村「それはないんじゃないかな?涼子さんってかなり奥手でしょ?不二以外とそういう関係になるのは無理なんじゃないの?」
白石「そうかもしれんけどな………よし!気になるからスマホ覗いてみよか!」
幸村「えっ!?それはマズいんじゃない?」
白石「だってこんなとこにラ◯ン画面そのまま放置されてるんやで?見てもええって言ってるようなもんやん?」
幸村「………それもそうだね!よし、バレたらたまたま見てしまったって事で口裏合わせようか!」
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