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不二周助とツンデレ少女

第45章 未来からやって来た


萌「悪い事しちゃったな…。」
不二「大丈夫だよ。時間が経てば立ち直るさ。」
所詮は他人事なのである。

そして練習が終了した頃、萌も元の時代に帰ることになった。
萌「私…そろそろ帰るね?」
不二「もぅ帰るの?未来の僕らの事詳しく聞きたかったんだけどな。」
萌「ん〜…遅くなると向こうのおじいちゃんが心配するからさ〜。」
「流石ジジコンね!」
萌「だから普通におじいちゃんっ子って言ってよ。」
不二「……また遊びにおいで?」
萌「……いいの?」
不二「もちろん!今度は未来の僕達のこと聞かせてね?」
不二は萌の頭を撫でた。
「あっ!でも程々にね?未来が変わったら厄介だし。あと、来るなら土日に来なさいよ?話す時間があんまないでしょ?」
萌「………うん!今日はありがとう!またね?」
こうして萌は元の時代に帰っていった。

「あんた結構あっさりあの子の事受け入れてたわね?」
不二「なんか涼子さんに似てたしね。涼子さんだってあっさり受け入れてたじゃない?孫って事は僕らが結婚して子供産んでその子供が更に子供産んだってことだよ?気にならないの?」
「……あんたが年中、結婚だなんだ言ってるから慣れてきちゃってそんな気にならないわよ。
不二「へぇ…………涼子さん?」
「ん?」
不二は涼子の手を握った。
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