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不二周助とツンデレ少女

第45章 未来からやって来た


「周助もあんたも好きとか恥ずかしげもなくサラッと言うし…笑った顔が超そっくりだわ。」
萌「だって本当の孫だもん!」
話しているとテニス部レギュラーが数名やって来た。
菊丸「あれ?涼子先輩!友達連れてるとか珍しいね?」
「あぁ…今日はたまたまね。」
桃城「可愛い子じゃないっすか!」
萌「(うわぁ……おじいちゃんの友達の英二おじちゃんと桃おじちゃんだ!若いなぁ…。)えっと…初めまして!萌っていいます!こう見えても一応高1です!」
大石「先輩なんですね!俺はテニス部副部長の大石です。」
萌「えー!?(嘘っ!?大石のおじちゃん!?毛がしっかりと生えてる…。)」
大石「……あの、そんなに驚かなくても…」
萌「あぁ、ごめんなさい!カッコイイ人だと思ってびっくりしちゃって〜!(毛に驚いたとは言えない…)」
大石「えっ…そんな…」
カッコイイと言われ大石は照れた。
菊丸「あー!大石照れてるにゃ〜!」
手塚「そこっ!何を話している?」
練習をちょっとサボって話していると手塚に注意される。
萌「あー!!手塚のおじちゃん!?」
手塚を見るなり萌は指をさして叫んだ。
手塚「……………。」
手塚の眉間に少しシワが寄った。
桃城「萌さん…流石におじちゃんはいけねぇな…いけねぇよ。」
萌「あっ…ごめんなさい。(シワと白髪が増えた以外見事にそのままだからつい…)」
不二「手塚…ごめん。この子は僕の親戚の子でね。つい思った事を口に出してしまうんだよ。」
手塚「……………。」
「ちょっと周助?全然フォローになってないわよ?手塚君、ごめんね?萌にはよく言い聞かせておくから。」
手塚「……………。」
手塚は無言で去って行った。老け顔を気にしていた彼はおじちゃん呼びをされ結構傷付いたのである。
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