第40章 大阪旅行１

〜回想〜
私が学校帰りに1人で歩いていると女の人の悲鳴が聞こえたの。
女「きゃー！！ひったくりー！！」
見るとバイクに乗った男が女の人から掻っ攫ったバッグを持って逃走してたのね？だから私は…
「おっさん！ちょっとこれ借りるよ！！」
おっさん「えっ！？ちょっ…！？」
「待たんかい！！ひったくりー！！」
私はたまたまその辺にいたバイク乗りのおっさんのバイクを拝借してひったくりを追ったの。
バイクの運転なんて初めてでね…なかなか追い付かなくて苦戦していると小柄な少年を見かけたので…
「坊や！！ちょっと来いや！！」
少年「えっ！？んぎゃー！！」
私はその少年を抱えてバイクでひったくりを追い続け…
「坊や！！いっけー！！」
少年「ぎゃー！！」
ひったくりに向かって少年を投げ飛ばしたの。バイクのスピードがあったからなかなかの威力だったわ。
そしてひったくりは見事に倒れて事件は無事に解決した。
〜回想終了〜