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不二周助とツンデレ少女

第40章 大阪旅行1


「………誰だっけ?」
不二「全国大会で僕と試合したじゃない。僕が初めて公式試合のシングルスで負けた……」
「あぁ!思い出した!!…てか、いつの間に仲良くなったの??」
不二「試合の後に何校か集まって焼肉したじゃない?その時に色々話してお互い植物が好きっていう共通点があるのを知ってね。ラ◯ン交換してたまに話すようになってさ。」
「へぇ〜。じゃぁ、その白石君が観光案内してくれるんだ?」
不二「うん。お昼過ぎから部活休みだから時間あるんだって。まぁ正直2人きりで観光したかったけど全然土地勘ないから居てくれた方が助かるかなって思ったんだ。」
「そうね。私も前に大阪住んでた事あるけど…短期間でほとんど知らない場所だし……折角だから1番美味しいお店とかも連れてってもらおう!」
不二「クスッ…そうだね。」
「……あっ!丸子と薫ちゃんからラ◯ン来てる!」
不二「えっ!?海堂は兎も角、なんで丸井から!?」
「甘党グループラ◯ン作った時に友達に登録したのよ。『今日から大阪旅行なんだろぃ?フルーツ大福全種類お土産によろしく〜!明後日の何時頃帰るんだ?時間合わせて取りに行くから教えてくれ〜!じゃぁ楽しんで来いよ!』だってさ!」
不二「……クスッ…丸井の分のお土産に全部ワサビ入れてあげようかな。で?海堂からは?」
「えっとね…『気を付けて行って来いよ。もし何かあったら我慢しないで不二先輩にちゃんと言え。』だってさ。」
不二「海堂って涼子さんの事大事にしてるよね。」
「前に大阪で色々あったから気になるんでしょ…。なんやかんやで優しいんだよね…薫ちゃんって……昔フルチンにして泣かした事に対して少し罪悪感があるわ…。」
不二「クスッ…少しなの?」
「だって〜幼気な子供のやった事だし?」
こうして喋りながら過ごしなんやかんやで寝ずに大阪へ到着した。
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