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不二周助とツンデレ少女

第40章 大阪旅行1


アームレスリング大会で優勝した時に貰った優勝賞品のチケットを使い涼子と不二は2人で大阪旅行に行く事になった。
不二「クスッ…涼子さん?まるで新婚旅行みたいだね?」
「結婚前だから婚前旅行でしょ?てか、あんたの親って緩いわよね〜?中学生の息子を高校生の彼女に託して大阪旅行を許可しちゃうとかさ?」
不二「クスッ…父さんも母さんも涼子さんの事信用してるからね?………あっ!涼子さん!新幹線来たよ?」
2人は新幹線に乗り席に着く。
「やっと座れた〜!さて!寝るかな!」
不二「えー!?初めて2人での旅行なんだからイチャイチャしようよ?」
「こんなとこで盛ってんじゃないわよ!夜に好き放題するつもりのくせに!」
不二「…え?涼子さんたら新幹線の中でピーするつもりだったの?僕はただ手を握ったり肩を寄せ合いながら語り合ったりしたかっただけなのに…」
「なっ…!?んな事言ってないでしょ!もぅ!!…てか、裕太君からラ◯ン来てない?兄貴から返信ないって私の方に来てるんだけど…」
不二「あぁ…そういえばスマホ見てなかったよ。」
スマホをチェックするとラ◯ンが入っていた。
裕太『兄貴!土産なんだけどさ?釣鐘カステラとフルーツ大福は絶対買ってきてくれよ?大福の味は涼子さんに任せるから言っといてくれ!それと、他に俺の好きそうな甘い物あったらよろしくな〜!』という内容であった。
不二「……裕太ってば薄情だなぁ。気を付けてとか何か言う事あるだろうに…。」
「(マジな感じで落ち込んでる……。)あっ!!そういえばその紙袋の大阪の友達のお土産だっけ?」
不二「うん。涼子さんも知ってるでしょ?四天宝寺の白石だよ。」
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