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不二周助とツンデレ少女

第37章 僕の彼女


不二「早く僕も高等部へ行きたいよ。」
「いつも言うわよね〜。あとちょっとでしょ?」
不二「そうだけどさ……ねぇ、キスして?」
「……ここ校門なんだけど?」
不二「そうだけど?」
「人前ではヤダって言ってるでしょ!」
不二「じゃぁ、向こうでコッソリと…ね?」
「……仕方ないわね。」
僕たちは隠れてキスをした。なんやかんやで涼子さんは僕の言う事を聞いてくれるんだよね。
不二「名残惜しいけど…また放課後ね?」
「はいはい。今日も用事ないから部活見に行くからね〜!」
そう言いながら涼子さんは高等部に入って行った。あぁ…早く僕も高等部へ行きたいよ。
それからしばらく部活の時間まで涼子さんの事を考えながら授業を受ける。はぁ……隣で授業を受けるのが英二ではなく涼子さんだったらいいのに。
菊丸「んにゃ?不二??俺の顔に何か付いてる??」
僕がそんな事を考えながら英二を見ていたので声をかけられた。
不二「うん。眉毛と目と鼻と口と絆創膏が付いてるよ?」
菊丸「絆創膏以外は当たり前だにゃ!」
先生「コラ!菊丸!!授業中に喋ってんじゃない!」
菊丸「すっ…すみません。」
クスッ…英二ったらなんで自分だけ怒られるんだと不満そうだね。
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