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不二周助とツンデレ少女

第5章 薫ちゃん


「は?だからあの男子だって!」
不二「え?男子??」
「そうよ?海堂薫ちゃん!可愛い中学1年男子!」
不二「……えっ!?男!?」
「当たり前でしょ?男子テニス部に入るのになんで女子だと思うのさ!?」
不二「マネージャー志望かと………てか、涼子さん!なんでその子の事ちゃん付けで呼んでるの!?僕の事はあんたなのに!?」
「昔から知ってるからね〜。てか、薫ちゃんのとこ行ってくるわ!」
不二「…僕も行く。」

そして海堂薫の元に行くと不二は驚く。

不二「(可愛い……?可愛い系ではなくないか?…涼子さんの感覚はたまに理解できないことがある…。)」
「薫ちゃ〜ん!!」
海堂「………げっ!?涼子姉ちゃん…。」
「げっ!?とは失礼な。今日は幽霊呼び出したりしないから怖がらなくてもいいわよ。」
海堂「…何か用か?」
「ん?別に?ただ薫ちゃんがテニス部入るって言ってたから見に来ただけ!」
海堂「……暇なんだな。つーか、その人は?」
「あっ…この人はその…アレよアレ!」
海堂「は?」
不二「涼子さん、アレは酷いなぁ。恋人とか未来の旦那様って言ってよ。……えーと、海堂薫ちゃん?僕は2年の不二周助。見ての通りテニス部のレギュラーだよ?」
海堂「…その呼び方はやめてください。(あぁ…この人が例の涼子姉ちゃんの彼氏か………物好きだよな。)」
不二「クスッ…これは失礼。涼子さんと親戚なんだってね?」
海堂「…はぁ、まぁそうっすね。」
「薫ちゃんのお父さんと私のお母さんがイトコ同士なのよ。再従姉弟(はとこ)ってやつ?」
不二「そうなんだ。…これからもよろしくね?海堂君。」
海堂「はぁ…よろしくお願いします。」
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