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不二周助とツンデレ少女

第5章 薫ちゃん


そして早くも部活の時間…

不二「みんな!今日、涼子さんの親戚の子がテニス部見学に来るらしいから呉々も失礼のないようによろしくね?」
手塚「……別に失礼な態度を取る気はないが…三神先輩の親戚だからって贔屓はしないぞ?」
不二「別に贔屓しろまでは言ってないよ。」
大石「ところでその親戚って何ていう名前なんだい?」
不二「海堂薫ちゃんって言ってたよ。」
菊丸「えっ!?女子!?じゃぁマネージャー志望!?」
河村「うちの部ってマネージャー募集ってしてたっけ?」
乾「志望動機や能力によってはマネージャー取るって話は聞いた事があるが……。」
大石「その子はテニスに詳しいのかい?」
不二「いや、名前しか聞いてないんだよね。」
手塚「まぁ、部長や竜崎先生が面接してどうするか判断するだろう。」

そして練習しながら不二達はマネージャー志望の子が来ないか気にしていたがどんなに待っても見学の女子以外現れる様子がなかった。

不二「海堂薫ちゃん……来ないのかな………あっ!涼子さん!!」

朝の約束通り涼子が来た。

「よっ!薫ちゃん来た??」
不二「いや……見学だけの女子は来てるけど…その薫ちゃんって子は来てないかと…」
「そう……………あっ!あっちに居るじゃん!」
不二「えっ?どこ??」
「向こうだよ!あのバンダナしてる可愛子ちゃん!」
不二「………ん??どこ??」
「だから!向こうのコートの練習見てるバンダナしてる子いるでしょうが!見えないなら目閉じてないでちゃんと開きなさいよ。」
不二「別に閉じてないんだけど。ん〜…………向こうには男子しかいないけど…」
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