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不二周助とツンデレ少女

第36章 私の彼氏


それからしばらく私は木の上から練習を見学する。………うん、周助ってやっぱカッコイイや!モテるのが理解できるわ。そんな事を思っていると下から女の子達が話してる声が聞こえた。
A「不二先輩ってカッコイイよね〜!」
B「だよね〜!あ〜ぁ…彼女居なければアタックするのに。」
C「先輩が中1の時から付き合ってて今もラブラブなんでしょ?入る隙ないよね。」
A「それって誰情報!?」
C「不二先輩から直接聞いたよ。この前話しかけてみたんだ。」
B「えー!!あんた抜け駆けしようとしてた!?」
C「いいじゃん…結局彼女との事惚気られて終わったし。」
A「なんていうか……ご愁傷様〜。」
B「てかさ〜なんで不二先輩って三神先輩みたいのと付き合ってるんだろうね。」
A「確かにね…先輩の好みのタイプって花の香りがする人と指が綺麗な人でしょ?当てはまってるの??」
B「匂いは知らないけど〜前見たら指が綺麗って雰囲気でもないし…美人ってわけでもなくない?」
A「あぁ…なんか手とかゴツそうだよね?」
C「でも先輩にとっては世界一可愛いんだって…。」
A「こう言っちゃ何だけどさ…ちょっと悪趣味じゃない?」
B「だよね〜。メッチャ怪力って噂じゃん?」
C「ハハッ!怪力ゴリラ女が趣味とかなんか残念だよね〜。」
女子生徒達の話を木の上から聞いていた私は結構な感じでムカついた。私が居ないと思って好き勝手言いやがって…許さん!!そして私は木から飛び降りたのだが…
「あんたら好き勝手言いやがってー!!……んぎゃっ!!」
着地に失敗してしまい私はズッコケた。非常に恥ずかしい。
A「げっ!?何この女!?」
B「パンツ女よー!!」
私はズッコケた拍子にパンツ丸出しになってしまったらしい。あぁ…穴があったら入りたいとはこの事なのだろう。そして女の子達はパンツ女が出たと言いながら逃げて行く。
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