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不二周助とツンデレ少女

第36章 私の彼氏


私の彼氏、不二周助は非常にモテる。
女子「不二先輩!好きです!これ受け取ってもらえませんか?」
不二「ごめん…僕彼女居るからそういうの無理なんだ。」
周助の練習を見に行く為に中等部のテニスコートに行くとよく告白されてたりプレゼントを渡そうとされてたりするのである。
女子「そうですか…分かりました。」
中には『三神先輩より私の方が不二先輩のこと好きです!だから諦められません!』などと言いながら食い下がる子も居るのだが今回の子は結構あっさり引き下がった。
不二「……涼子さん?居るんだよね?」
隠れてこっそり見てたのにバレていたようです。
「…あれ?バレてた??」
不二「クスッ…涼子さんの匂いがしたからね?」
「は!?臭いって言いたいの!?」
不二「違うよ。いい匂いがするっていつも言ってるでしょ?」
そう言いながら周助は私を抱き寄せる。学校内で恥ずかしげもなくよくこういう事できるよなぁといつも思うわ。
不二「練習、見て行くんでしょ?」
「うん…まぁ暇だし?」
私は未だに照れて素直に『周助の練習見たい!』とは言えない…。そんな可愛げ?のあるような事言うのは私のガラじゃないしね。
不二「クスッ…僕頑張るからちゃんと見ててね?」
「見てるからちゃんと練習に集中しなさいよ?」
不二「他の人は見ないでいいから僕だけ見ててね?」
「はいはい。分かったから行ってらっしゃい。」
周助以外見るわけないし………いや、薫ちゃんの事と手塚君の眉間のシワをちょっと見たりはするかな?
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