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不二周助とツンデレ少女

第32章 乾汁と幼女


母「ねぇねぇ涼子ちゃん?私の事、お母さんじゃなくてママって呼んでくれる?」
「えっ!?あたち…しょんなガラじゃないち…(そんなガラじゃないし)」
母「そんなの気にしないで!ね?お願い??」
「……ママ?」
母「……………あぁっ!!なんて可愛いのかしら!」

母は涼子に抱き着いた。

由美子「じゃぁ、今度は私の番ね?」
「由美子お姉たん……」
由美子「お姉たんかぁ〜ふふふ……涼子ちゃん?今日お姉ちゃんとお風呂入ろうか?」
不二「え!?姉さん狡いよ!」
由美子「何が狡いよ?あなた達まだ清い関係なんでしょ?いくら幼児になったからって一緒にお風呂はダメだって!」
「あの…あたち1人で入りゅからだいじょぶでしゅよ?(大丈夫ですよ?)」
裕太「いやいや、涼子さん?1人は危ないッスよ。それにその身長だとシャワー届かないんじゃねぇ?」
「ゔっ……たちかに…(確かに…)」
不二「クスッ…涼子さん?僕と入ろうか?」
「由美子お姉たんと入りゅから遠慮ちとくわ…。」
不二「……………。」
由美子「ふふふ〜!お姉様の勝ちね〜!」
不二「クスッ……でも夜一緒に寝るのは僕だからね?」
母「え?涼子ちゃんはママと寝るのよね?」
不二「なんで母さんが勝手に決めてるの?」
母「だって私、涼子ちゃんと一緒がいいんだもの。」
不二「ダメだよ!涼子さんは僕と寝るんだから!!」
母「この子ったら…今までほとんど反抗した事ないのに…」
不二「涼子さんの事となったら母さんが相手でも反抗するよ。」
母「仕方ないわね…周助反抗記念のお祝いとして夜一緒に寝るのは譲ってあげるわ。」
「あたちには選ぶ権利ないのかちら…」

そして涼子は由美子と風呂に入り不二と一緒に寝る事となる。

不二「さぁ!涼子さん?寝ようか?」
「あんたニタニタちちゅぎよ?」
不二「クスッ…ニコニコだってば?涼子さんと一晩同じ部屋で過ごすの初めてだから嬉しくて。…涼子さんは?僕と一晩2人きり…嬉しくない?」
「………そりゃぁ…ちょっとは嬉ちいかもちれないけど?」
不二「クスッ…ちょっとか……要は本当はかなり嬉しいけど照れてるってことだね!」
「……あんたのしょの思考がなんかしゅごいわ。」
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