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不二周助とツンデレ少女

第32章 乾汁と幼女


こうして涼子はしばらく子供の姿で過ごす事となった。

不二「とりあえず…しばらく学校は休みかな?あと、その姿だと1人は不便でしょ?元に戻るまで僕の家で過ごせば?」
「それは流石にダメでちょ?図々ちいわ。」
不二「大丈夫だよ。さっき服取りに行った時に母さんに話したら小さい涼子さんに会うの楽しみにしてたし?だから行こう?」
「…じゃぁ、お言葉に甘えて。」

そして不二家に行くと母が笑顔で迎えてくれた。

母「まぁまぁ!涼子ちゃん!こんなに小さくなっちゃって〜!可愛い〜!!」

母は涼子を抱きしめた。

「お母しゃん!私中身は子供じゃないんだかりゃ!」
母「あら、ごめんなさい。それにしても…舌足らずな喋り方も可愛いわ〜。」
「だから子供じゃないにょに。」
不二「母さん、それくらいにして?」
母「そうね!向こうでいっぱいお話ししましょうね〜?」

中に入り母にたくさん構ってもらっていると由美子が帰ってくる。

由美子「きゃー!涼子ちゃん!可愛い〜!!そのワンピース、私のお下がりよね?似合ってる〜!」

また由美子も涼子を構いまくるのである。

由美子「ねぇ!写真撮らせて?ほらほら、可愛いポーズして??」
「嫌でしゅー!!」
由美子「そう言わずに……あっ!母さん!父さんからラ◯ン来て急だけど明日一時帰国するって!何日かこっちで過ごせるみたい!」
母「まぁ大変!ご馳走用意しないと!」
「えっ!?じゃぁ、あたちお邪魔になっちゃうから明日は帰りましゅ!」
母「え?居てくれていいのよ?」
由美子「そうそう!遠慮しないで!」
「でも…せっかくの家族水入らずなのに…。」
不二「大丈夫だよ?涼子さんは家族みたいなものじゃないか。」
由美子「それに…お父さんに涼子ちゃんの事話したら早く会いたいって!涼子ちゃん?ぬいぐるみとおままごとセットどっちがいい??」
「へ??」
不二「父さんが小さくなった涼子さんへのお土産買うのに悩んでるみたいだよ?」

スマホのラ◯ンの画面を見せて言う。

「だから!中身は子供になってないっつーの!!」
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