第28章 甘党
裕太「…グループなのに2人だけしか居ないっスけど……」
丸井「だって今さっき作ったばっかだし!」
「メンバー募集中だから裕太君も入ってよ?立派な甘党でしょ?」
裕太「じゃぁ…入れてもらうかな?」
「周助は??」
不二「僕は甘党じゃないけど…涼子さんと裕太が居るならメンバーに加えてもらうよ。」
こうして甘友グループは早くもメンバーが4人となった。
丸井「つーか、みんな揃った事だしドーナツ早く食おうぜぃ?」
「そうね!美味しそ〜!」
不二「…なんか凄い量だね?これ4人で食べ切るのは無理じゃないの?」
丸井「何言ってるんだよ?このくらい余裕だろぃ?」
裕太「そうだぜ!甘い物は別腹って言うだろ?普通の飯用の腹と甘い物用の腹の両方に入れりゃ余裕だ!」
「それにポテチもあるし塩っぱい物食べながらならもっと食べれるわ!」
不二「…………そうなんだ?」
不二は内心コイツら何言ってんだ?という気持ちである。
そしてドーナツを4人で食べるのだが…
不二「僕…もぅいいかな?お腹いっぱい。」
不二は3個目でお腹いっぱいになった。
丸井「え〜!?不二子って随分と小食だよな?」
不二「君達が大食いなんだよ。」
裕太「ん?なんで不二子って呼んでるんだ??」
丸井「前に女装して女限定のケーキバイキングに一緒に行った時に不二子って呼んでたんだよ。」
裕太「変態兄貴め……また女装したんかよ?」
不二「涼子さんの頼みだったんだから仕方ないでしょ?」
丸井「ん?慣れてる感じはしたが…不二子ってやっぱ定期的に女装してんのか?」
裕太「前に俺の彼女のフリした時に兄貴が女装して彼女役やったんスよ。」
「それにたまに女装させて遊んだりしてるのよね〜!」
丸井「あぁな…。(やっぱ変態だったのか…)」