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不二周助とツンデレ少女

第28章 甘党


不二「涼子さん…これはどういう事?」
「あっ!周助お帰り〜!」
丸井「おう!邪魔してるぜぃ!」
とある休日、不二はいつも通り涼子の家に行くとなぜか丸井も一緒に居た。
不二「ただいま……じゃなくて!!なんで丸井と2人きりで部屋に居るの!?」
「あぁ…丸子の家の近所にドーナツ屋ができてさ〜!それ買って来てもらったのよ!」
丸井「丸子じゃねぇ!丸井だ!」
不二「…別に家に上げなくても良くない?」
「家でゆっくり食べたいじゃん?神奈川まで買いに行くのも面倒だしさ〜。だから丸子にお使い頼んだのよ!」
不二「………なんか面白くないな。丸井とはいえ男と2人きりとか…」
「大丈夫だって!私、丸子のこと異性として見てないから!」
丸井「俺も!こういうオッさん系女子に女としての興味はないぜぃ!スイーツ好きっていう共通点があるから連絡取ってるだけだしな!」
「オッさん系言うな!!」
丸井「お前こそ丸子はやめろ!!」
不二「随分と仲が良さうだね。」
不二はあからさまに不機嫌な顔をした。
「そんなんじゃないってば!…あっ!そういえば周助が喜ぶ人も呼んだんだよ?もうすぐ着くはずだけど…」
すると家のチャイムが鳴った。
「あっ!来た来た!いらっしゃ〜い!!」
裕太「涼子さん、お邪魔します。」
不二「裕太!」
不機嫌そうだった不二の表情が一気に明るくなった。
裕太「兄貴……と?えっと…立海の丸井さんでしたっけ?兄貴と仲良いんスか?」
丸井「おっす!シクヨロ!不二っつーか、涼子姉ちゃんと甘友なんだ!」
裕太「甘友??」
「私も丸子も甘いもの大好きだからさ〜!甘い物好きな友達ってこと!甘党の2人でラ◯ングループ作ったんだよ?」
涼子はスマホを見せる。
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