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不二周助とツンデレ少女

第4章 1ヶ月後


不二「確かに……涼子さんの言う通りですね!僕の友人は皆変人だ!」
「いや、変人とまでは言ってないわよ?てか、あんたも結構濃いわよね?」
菊丸「あの〜!ちょっと気になったんだけど…」
「何よ?『俺はちっともキャラ濃くないニャン!』とか言わないでね?余裕で濃いから!」
菊丸「…まぁ、濃いかどうかは置いておいて……なんで三神先輩は不二の事名前で呼ばないの?さっきから『あんた』って言ってるじゃん?」
大石「あぁ…そういえばそうだね。」
手塚「…普段名前で呼んだりしないんですか?」
「………別にあんたで充分だし?」
乾「もしかして恋愛経験が乏しい上にツンデレな性格が災いして名前で呼べないのか……」
「うっ…煩いわね!」
菊丸「えっ!?マジ!?」
不二「涼子さん……そろそろ僕の事名前で呼んでくれませんか?」
「……気が向いたらね?」
菊丸「あー!やっぱり恥ずかしがってる〜!」
「煩ーい!!」
大石「まぁまぁ、恥ずかしがってる人に無理矢理は可哀想だよ。」
「だから別に恥ずかしがってないわよ!」
菊丸「素直じゃないにゃ〜………いでででで!!」
「さっきから貴様は余計な事ばっかお言いでないよー!!」

涼子は菊丸にプロレス技をかけた。

菊丸「いぎゃー!!助けてー!!」
河村「わー!!三神先輩!落ち着いて!!不二も!黙って見てないで三神先輩止めてよ!!」
不二「……英二!狡いよ!!」
菊丸「…いだだだだ!何がだよー!?」
不二「僕は涼子さんとまだそこまで激しいスキンシップをしてないのに!先にそんなに密着して……」
手塚「…これはスキンシップではなく暴力ではないのか?」
不二「いや、立派なスキンシップだよ。涼子さんの腕や脚が英二に絡みついて……僕も触りたい。」
菊丸「代われるなら代わってほしいよー!!」

そして満足いくまでプロレス技をかけたところで解散する事となった。
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