• テキストサイズ

不二周助とツンデレ少女

第4章 1ヶ月後


不二「みんな知ってると思うけど、こちら僕の正式な彼女になった三神涼子さん!」
乾「ほう…まだ続いていたか…。」
「ちょっと!わざわざ彼女とか言わないでよ!恥ずかしい!」
不二「え?じゃぁ、恋人?未来の妻?嫁?」
「……彼女でいいです。」
不二「というわけでよろしくね?絶対に手を出しちゃダメだよ?」
菊丸「それは大丈夫だにゃ!俺、もぅちょっと大人しそうな子が好みだから!」
「んだとこの野郎!!しばくぞ!ハネ毛!!」

涼子は手の関節を鳴らす。

菊丸「ほら!凶暴!!」
大石「英二!先輩に向かって失礼だよ!」
「あら、君はいい子そうね?お名前は?」
大石「あっ…その…大石秀一郎といいます。」
「………卵君、よろしく!」
大石「あの…大石です。」
乾「大石…三神先輩は記憶力がイマイチ高くないから諦めろ。」
「おいコラ!眼鏡!お前本当に失礼だな!」
不二「涼子さん落ち着いて!眼鏡だと手塚と被っちゃうよ?」
手塚「…………。」
「君が……手塚君?そこの四角眼鏡よりまともそうね?手塚何君っていうの?」
手塚「手塚国光です。」
「オッケー!手塚治虫君!」
手塚「国光です…。」
「いやいや、手塚といえば治虫だよ!」
不二「ですよね!流石、涼子さん!」
手塚「……………。」
「リアクション無いとかちょっと寂しいわね………まぁいいわ!で、そっちの真面目そうな子は?」
河村「河村隆です。よろしくお願いします。」
「河村君よろしく!」
菊丸「えっ!?なんでタカさんだけ普通なの!?」
「だってパッと見でまともなんだもん。てか、あんたの友達って結構濃ゆいの多いわね?」
不二「そうかな?普通じゃない?」
「いや〜…河村君以外はねぇ……時たま『にゃぁ』とか言っちゃう万年絆創膏貼ってるハネ毛とか、失敬な事ばかりノートにアレコレ書いてるストーカー予備軍っぽい四角眼鏡とか、謎のゆで卵系男子とか、無表情で年下とは思えない顔立ちの眼鏡君とか………うん。濃いわね!!」
/ 347ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp