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不二周助とツンデレ少女

第4章 1ヶ月後


不二と涼子が付き合い?始めて1ヶ月後のことだった。

不二「涼子さん!僕、友達に涼子さんの事紹介したいんですけどいいですか?」
「……いや、別に紹介とかしなくて良くない?私ら二人が連んでるってだけだし?」
不二「連んでるって…付き合ってるって言ってほしいな?」
「……友達からって言ったでしょ!?」
不二「言いましたね。でも涼子さん、なんやかんやで僕の事好きになったでしょ?」
「……別に?」
不二「ふふふ…素直じゃないなぁ〜!僕が好きって言うと嬉しそうな顔してるくせに〜!」
「ちっ…違うわよ!たっ…ただ、恥ずかしいだけだし!!」
不二「……そうですか。涼子さんは僕が嫌いなんですね……分かりました。もぅ…関わるのやめます。」
「えっ…」
不二「さようなら。」

そう言うと不二は部屋を出て行こうとする。

「ちょっと!…嫌いじゃないし!!」
不二「…好きではないんでしょ?もぅいいです。諦めます。」
「……………もぅ!好きよ!!なんか文句あんの!?」
不二「ふふふ……やっぱり涼子さんてば僕の事好きなんだ〜!照れちゃって可愛い〜!」

不二は赤くなってる涼子の顔を見ながら満面の笑みで微笑む。

「っ!?あんた!私の事揶揄ってるんでしょ!?年上を揶揄うなんて生意気よ!」
不二「揶揄ってないですよ?涼子さんに好きって言って欲しいから一芝居打っただけですよ〜!」
「うっ…小癪な奴め…。」
不二「僕も涼子さんの事大好きですよ。」
「……そりゃぁ、ありがとよ!」

そしてなんやかんやで涼子は不二の友人と対面する事になった。もちろん友人とはテニス部のメンバーである。
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