第8章 よそ見ばっかしてんじゃねェ
「そんな目ェするとは、何様のつもりだ。」
目に涙を浮かべたコノハに睨み上げられ、下半身がピクリと反応した。
噛み跡が残る胸を鷲掴みにし片手を背中に回すと、ホックを外し勢いよく下着を剥ぎ取る。
形の良い胸がぷるんと跳ね、ローの前に顔を出した。
「っ…!」
顔を赤く染めるコノハはそれでもローを睨み続ける。
その表情にまたも口元を吊り上げると、いきなり胸の先端を口に含み既に立ち上がったソコを舌で転がす。
「んあッ!」
突然与えられた快感に体を跳ねさせるコノハ。
跳ねる胸をやわやわと揉み、口に含んだ頂をカリっと甘く噛むロー。
「やぁっ、んッ!」
その刺激に自然と口から出てしまった甘い声。
これ以上そんな声を出すものかと手の甲を噛むと、スルリと大きな手が太ももを撫でた。
「ッ…!」
体を跳ねさせるコノハは尚もローを睨み続ける。
そんなコノハの表情は、ローの服従欲を掻き立ててしまうだけだというのに。
「ククッ、本当に気の強ェ女だな…。だが、いつまで持つか…」
クツクツと含んだ笑いをするローは、勢いのままにショーツを剥ぎ取る。
渾身の力で閉ざした足はローに適うはずもなく、安易と広げられてしまい自然と体が強張った。
「っ!」
コノハのソコにローの長い指が触れると、くちゅりと水分を含んだ音が部屋に響く。
その音に気をよくしたローはコノハの敏感な突起を撫でると、強弱をつけながら何度も左右に押し潰す。
「んぅッ!ん゛っ…、ふッ…!」
迫り来る波に手の甲を噛む力が自然と強くなるコノハ。
涙を浮かべ、紅潮した顔で必死に耐えるその姿は、ローの全身の肌を粟立たせた。
「跡が残ったらどうする。これを咥えてろ。」
口元に置かれた手を払いのけ、自分の指を2本小さな口へと突っ込む。
「ゃっ、らッ!」
そのまま逃げる舌を掴むと何度も奥へ手前へと抜き差しする。
「ろ、ぉッ…ゃッ…」
己自身を咥えるかのようなコノハの表情に背中がゾクリとしたローは、そのまま秘口に指を侵入させる。
「嫌がる割にはしっかり濡れてやがる。」
不敵な笑みを浮かべたローは、雄の顔でコノハを見下ろした。