第2章 別れ
三井さんは 俺が来たことを確認すると
話し出した。
三井「もう無理。別れよう」
流川「どうしてすか?」
三井「お前以外の奴に好きになった。」
流川「浮気すか?」
三井「片想い。どうせ お前のことだから
相手のことを潰しに行くんだろ?名前も言えねぇ。」
流川「‥‥」
三井side
流川は いきなり 動き出した。
殴られる!?だから ある場所を守った。
でも 一向にも 痛みがなくて 背中が暖かいだった。
流川が背中越しから 抱き締めていた。
流川「嫌だ。あんたと別れたくない。」
三井「でも お前もうすぐアメリカに行くんだろ?」
と 言うと 流川は離してさっさと屋上から
出ていった。
三井「あ~あ 行っちまったな。こればかりは
仕方ねぇ。」
桜木「ミッチー‥‥」
三井「流川を引っ張って NBAプレーヤーになれや。」
桜木「ルカワに言わなくてもいいのか?」
三井「言ったら 夢を諦めるだろ?あいつ。だから
言わねぇ。」
桜木「ミッチー‥‥」