第6章 ※やり直し
「やッ」
杏「気持ちが良いなあ、つむぎ。君の中が吸い付いてきて堪らない。そんなに俺の子種が欲しいか。」
それを聞いたつむぎは目を見開きながら杏寿郎の顔を見た。
「え……?」
杏「君も中に欲しいだろう。俺もそうしたいと思っていたんだ。」
「な…何言ってるの……。」
つむぎが眉尻を下げると杏寿郎は腰の速度を上げて深く打ち付け始めた。
「な、中はだめっ!ねえ…っ、何考えてるの!!」
杏「俺の子を孕めば…っ、君も大人しくなるだろう!」
「え…、」
つむぎは泣きそうな顔をしながら首を横に振った。
「い、意味…わからな」
杏「首輪を付けると言ったろう!君は褒めて認めてくれさえすればどの男でも良いと思っているらしいのでな!」
杏寿郎が先程の言葉を根に持っていたのだと察したつむぎは再び首を横に振り続けた。