第6章 ※やり直し
「まって!まだ良いとは断言してない!!」
杏「うむ、今度はきちんと濡れているな。愛らしいなあ、あんなにキャンキャンと吠えていたのにすごい濡れようだぞ。」
その言葉につむぎは目を見開いて真っ赤になった。
杏寿郎はそんなつむぎを愛おしそうに見つめる。
杏「褒めている。ここには俺と君しか居ないんだ。恥を捨てて何もかも見せてくれ。」
「だから…杏寿郎くんだから余計にみせたくないんだってばあ……。」
杏「納得のいかない理由だが、それなら慣れれば良い!!」
杏寿郎はそう言って会話を終わらせると、昂りの先を蜜壺に充ててからつむぎに覆い被さった。
杏「挿れるぞ。」
散々騒いでいたつむぎであったが、真っ直ぐな瞳でそう言われると少し怯んだ後ちいさく頷いたのだった。