第6章 ※やり直し
杏「ああ、無理強いはしないと約束しよう。」
微笑みながらそう伝えると杏寿郎はつむぎの体脇に肘をつき、白い胸の頂を口に含んだ。
「ぅんッ」
変な声が出るとつむぎは赤くなって口を押さえた。
しかし、そうまでしていても声が漏れてしまう。
杏寿郎はそのつむぎらしからぬ甘い声に頭を痺れさせ、息を荒げていった。
暫くそうして杏寿郎が望むまましつこく攻めていると、つむぎの様子がおかしくなってきた。
(なんか……なに、これ……っ)
つむぎは迫りくる何かに恐怖を覚えると手を口から杏寿郎の頭に移した。
「やめっ、やめて!!とまって!!!」
杏「どぉしてら。」
杏寿郎が口に含んだまま舌っ足らずな言葉を発すると、つむぎは再び強く杏寿郎の頭を押す。
「やなの!!へん、だから…ッ、はやく…やめて…!!」
妙に余裕のないつむぎの様子を見たかった杏寿郎は顔を上げ、二つの頂を両の指で摘んでみせた。
するとつむぎが目を見開いて体を跳ねさせる。