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夢の片隅で

第13章 元彼現わる


翌朝、翔に電話をして雄也さんに会わせる事を断ろうとしたけど仕事だったのか電話は繋がらなかった。

仕方ない。

翔には、また、後で電話しよ。

雄也さん、まだ怒ってるよね?

何て言って謝ろうかな。

許してくれるかな?

そんな事ばかり考えて、ため息を吐いた。

幸い、今日は仕事が休み。

雄也さんと喧嘩してるのに仕事なんて行く気になれない。

雄也さんに謝らないと。。。

でも何て言って謝れば良いの?

「おはよう。ふぁ〜」

お兄ちゃんが呑気に欠伸をしながらリビングへと入って来た。

「あっ、おはよ。今、朝ご飯、作るね」

どことなく元気がない私に気付いたお兄ちゃんは「元気ないな。何かあったのか?」と心配そうに聞いて来た。

キッチンに向かいながらお兄ちゃんに昨日の事を全部話した。
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