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夢の片隅で

第11章 愛してるのは君だけ


雄也さん。。。

ちゃんと歌えるのか心配したけど、そこは、やっぱりプロ。

私の心配をよそにキッチリ歌い上げた。

雄也さん、司会者からの質問に答えられなかった。

デビューから、ずっとファンで見て来たけど、あんな雄也さん、初めてみた。

やっぱり会いたい。

会って話さなきゃ。

ちゃんと話をしなきゃ。

私はマンションを飛び出して雄也さんが居るテレビ局へ向かって走った。

電車とバスを乗り継いで。

雄也さんとこれが最後になるかも知れない。

雄也さんがパパになるのを許せるの?

そんな事は絶対無理だろう。

だったらどうする?

テレビ局に着くまで、ずっと考えてた。

でも結局、答えは出なかった。

私は雄也さんに何て言ってあげれば良いの?

何て言ってあげるのが正解なの?

そんな事に正解なんてあるのかな?

雄也さんの幸せって何?

テレビ局に着くと見覚えある人がテレビ局の関係者が入る出入口付近に居た。
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