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夢の片隅で

第11章 愛してるのは君だけ


【美智留Side】
〜美智留の部屋にて〜

今日はFIELD OF VIEWが歌番組に出る日。

雄也さんの顔が見たい。

雄也さんに会いたいけど恐い。

色んな感情が出て来て自分の気持ちが分からなくなる。

とりあえず、テレビを付けた。

テレビでは番組が始まった事を知らせるアナウンサーの声がする。

ソファに座ってテレビを見てる。

FIELD OF VIEWが紹介された。

心なしか雄也さんが少し元気なさそうに見えた。

「雄也さん。。。」

思わず雄也さんの名前を呼んだ。

会いたい。。。

会って抱き締めて欲しい。

もうそれも叶わないの?

思わず涙が溢れた。

「雄也さん。。。好きです」

色んなアーティストが歌い終わり、FIELD OF VIEWの出番になった。

司会者「次は、FIELD OF VIEWです」

メンバー「よろしくお願いします」

司会者「相変わらず自宅とスタジオの往復ですか?」

雄也「。。。」

司会者「???」

新津「あっ、はい。僕らは、自宅とスタジオの往復で平凡な毎日を過ごしてます」

司会者「そうですか。相変わらずだね」

新津「はい。でも音楽が好きなので苦にはならないです」

司会者「そうなんだ。好きなんだね。では、スタンバイお願いします」

メンバー「はい」
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