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夢の片隅で

第6章 余裕がない心


「わ、私。。。あ、あの///」

思いもよらなかった事にドキドキが止まらない。

言葉が出て来ない。

「あ、ご、ごめんね、余裕なくして告白してしまったけど。。。今の。。わ、忘れて///」

雄也さんは我に返り私を離した。

「。。。忘れないと。。。ダメ、ですか?」

「えっ?」

「。。。忘れません。忘れたくないです///」

今度は私から雄也さんを抱き締めた。

「えっ?。。。美智留ちゃん?」

「私。。。私も。。雄也さんが。。。好きです///」

「。。。えっ?ほ、ほほほ本当に?」

雄也さんは、動揺して変な返しをして来た。

「本当。こんな事、嘘つかないよ(笑)」

雄也さんは思いっ切り私を抱き締めた。

「僕と付き合って欲しい」

「私なんかで本当に良いの?」

ギュッと雄也さんを抱き締めた。

「美智留ちゃんが良いんだ。美智留ちゃんじゃないとダメなんだ。」

雄也さんも力一杯、抱き締め返してくれた。

「はい、よろしくお願いします。」

そう言ってお互い身体は密着しながら見つめ合った。

「。。。やっと手に入れられた。」

そう言いながら雄也さんは私の頬に雄也さんの右手を当て顔を近付けて来たから私は目を閉じて雄也さんとの初めてのキスをした。

今までの想いをお互いにぶつける様に深く深く何度も繰り返した。

「和也に何を言われても僕から離れないでくれ。もう、こんなに好きになってるのに美智留ちゃんが僕から離れるなんて絶対無理だから。」

「うふふ。離れる訳ないでしょ?だって私の方が好きな自信あるもん///」

そう言ったら、また抱き締めてくれた。

「絶対、大切にする。」

雄也さんの愛が凄く伝わって来て幸せを感じた。
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