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夢の片隅で

第15章 本当の事


仕事が終わりお見舞いに来てくれた雄也さんに美結との電話を聞かれてしまったけど、私一人で決断した事は間違ってたんだと分かって良かった。

雄也さんの気持ちも聞かないで勝手に先走るところだった。

雄也さんは私のお腹に手を当てて愛しそうに目を細めた。

「早く会いたいなぁ、この子に」

なんて言うから、何だか照れ臭くて笑ってしまった。

「男の子かな?女の子かな?」

何て言いながらウキウキしてる雄也さんが凄く愛しい。

まだ気が早いんだけど(笑)

「美智留?明日、事務所の社長やメンバーに話す。多分、記者会見する事になると思うけど良い?」

記者会見。。。

そうだよね?

雄也さんは芸能人なんだもんね。

「うん、大丈夫」

それから雄也さんは、ご両親に電話で私との事を話してくれた。

付き合ってる事も話せてなかったみたいだから相当ビックリされたみたいだけど、凄く喜んで下さったらしい。

良かった。
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