第14章 体調不良
〜美智留の自宅にて〜
家に帰りソファに横になる。
雄也さんに何て言おう。
そんな事ばかり考えてた。
相変わらず吐き気がするし身体がダルイ。
妊娠初期ってこんなに辛いんだね。
起き上がる事も出来ない。
雄也さんの赤ちゃんが私のお腹に居るんだ。
そう思うと愛しさで一杯になるけど現実は、喜んでばかりは居られない。
私一人で育てる?
いや、そんな自信はない。
とにかく、産婦人科を受診しなくてはね。
そう思い、紹介された産婦人科を予約した。
しばらく仕事に行けそうにないから休むしかない。
迷惑かかってしまうなぁ。
雄也さんに何て言おう。
そんな事ばかりグルグル考えてたら、いつの間にか眠ってしまった。