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先輩。【呪術廻戦】

第1章 初めまして


6月

東京都立呪術高等専門学校
ここの1年には類稀なる才能を持った3人がいる
さらにその3人は術式だけではなく、その性格もかなり個性的だった

そしてまたその1学年上のとある人物も変なな性格をしている

ガラッ

「あ、よかった。全員いるー!」
1年の教室にノックもなしに入って来たのは呪術高専の制服に身を包んだ女子だった
「君たちが奇跡の3人組?」


すっげー美男美女だ。とかなりダサい異名で3人を呼んだその人は興味深い様子で3人をじろじろと見た

3人は突然入ってきた謎の女に訝しげな顔をする
その人はその視線をうけてハッとしたように話し始めた

「そーだった。自己紹介。…初めまして黛 雪 でーす。みんなの一学年上の偉大な先輩で、特技は縄跳び好きな食べ物嫌いな食べ物特になし!どうぞよろしく。」

勢いよくまくし立てるその人ー雪に3人は顔を見合わせる

「やっぱここって変な人しか居ないんだね。ウケる」
「まーじ?こいつが俺らの先輩?」
「随分個性的な人だねそれに…呪力が感じられない?」
変な前髪をした男ー夏油傑の指摘に雪はパチンと指を鳴らして夏油を指さす

「あ、気づいた?さっすが奇跡の3人組の1人えっと、夏油傑だっけ。」

「その異名なんなんだよ。世間ではそんなだせぇ肩書き背負ってんの俺ら」
「いんや?今私が付けた」
「だとしたらネーミングセンス壊滅的じゃねーか」

いかにも嫌そうに話す白髪蒼瞳の男は五条悟である

「てか、君。なにそれ」
「?タバコですけど」
「高一が吸ってんの!?」

タバコ片手に面白そうに3人の様子を見ていた女子ー家入硝子を見て雪は心の底から驚いた顔をする

こんな突然の出来事がこの4人の出会いなのである




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