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先輩。【呪術廻戦】

第2章 親睦会



「まぁ随分な自信だこった」
「そりゃ、俺ら最強だし」

「ふはっ、最強って。小学生じゃあるまいし」

でもあの五条悟が言うんだから冗談にもならないのが怖い
(なんだか焦ってたのがバカみたいだ)
自分に苦笑いしながら五条の背中をバシッとたたく

「い゛っでぇ!?」
「ほら早く行くぞ後輩。2人が待ってる」

そのまま五条の前をいってジュースの入ったグラスを振る

「てんめぇ…」
「はは、油断した君が悪い」
そう言って雪は歩き出した。

だがふと歩くのをやめて振り返る
そして少し照れたように口をとがらせて言った

「…ありがと。なんか、元気でた」

「……。」

バカにしてくるかと思ったのに何も言わない五条に雪は一気に恥ずかしくなった

「はぁ、柄にもなく真剣に言っちゃった。行こ行こ」
頬を2回ほど両手で叩き雪はまた前を向く

その後ろにはまだ立ち尽くしている五条の姿があった。










「いや、遅くないっすか」
「ドリンクおかわりに10分はすごいね」
部屋に戻ると2人に突っ込まれた
まぁそりゃそうだろう。異常だ

「ごめん、なんぱされてた」
「ナンパ助けてた」

雪は片手をごめんの形にして謝りながら席に座る

「カラオケでナンパされてたの??」
「そー、やっぱモテる女って違うよね」
雪が照れた演技をしながら言うと家入が真顔で訂正を入れる

「よっぽど尻軽に見られたんですね」
「ちょっとやめて」

ナンパは可愛いからサレルノではなく、誘ったら乗りそうだからされるとはよく言うものだ
「知ってたよ…」っと悲観的になってる雪を見ながら夏油は五条に耳打ちした

「なんかあったのかい?」
「は?なんで」

五条が首を傾げると夏油は少し微笑んで言う

「いや、悟がスッキリした顔をしてるからさ」
その言葉に五条は笑みを浮かべた

「俺と先輩のひみつ」

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