第5章 春情【五条視点】★
「大好き、悟……」
「僕も好きだよ、ゆめ」
吐息混じりに、耳元で色っぽく愛を囁かれれば、またムラムラしてしまい、僕の理性は簡単に吹き飛んだ。
そのまま彼女の尻を持ち上げて、再び硬くなった自身を挿入するか迷っていると、
「悟……もっと、ダメ?」
そう言って身を起こして自ら股を開き、秘部をくぱぁっと指で広げて誘う淫らなゆめの姿を見てしまったら、断ることなど出来ない。
もっと欲しいと言わんばかりに割れ目に擦り付け、彼女がねだってくる。
先端に精子が溜まったゴムを変え、あてがうと、再び勃起し始めたペニスをゆめの膣内が迎え入れた。
「あ、あぁ、ア……ッ、悟……」
「うぐっ……」
まるで搾り取るかのように膣壁がきゅうきゅう締め付けてきており、危うく暴発するところだった。
その状態でゆっくりと挿入していくと、根元まで入った瞬間に子宮口が亀頭に吸い付いてきた。
「あぁっ……は、ぁ、奥に当たってる……」
「ゆめ、動いていい?」
「んっ、は、はい……」
ゆっくり抽挿を開始すると、再びゆめが次第に甘い声を漏らし始めた。
結合部から漏れ出る愛液の量も増えており、腰を打ち付ける度にいやらしい水音が部屋に響き渡る。
「あっ、あんっ、やだ、こんなの恥ずかしい……」
「大丈夫だよ、ゆめは可愛いよ」
ぷっくりと腫れて敏感になっているクリトリスを優しく摘んでやると、ゆめの下腹に力が入る。
ニュルニュルと愛液の滑りを借りて、指の腹で撫でてやると、膣奥がきゅうっと切なげに絡み付いてくる。
「あ、やだぁ……っ」
突起への刺激で更に締まりが良くなったせいか、一気に射精感が高まってきた。
僕はラストスパートをかけるべく彼女の細い腰を掴み直し、パンッパンッと肌同士がぶつかり合う音が響き渡るほど激しくピストン運動を繰り返した。
絶頂を迎える前に、もうすぐ出そうだと伝えると、彼女は無言のままコクっと小さくうなずいた。
「僕のもそろそろ限界だから一緒にイこうか」
グチュッ、グチュと激しい音を立てながら子宮口をノックするように突き上げると、彼女は一際大きな声で喘ぎ始めた。
同時に膣内が激しく痙攣しており、どうやら絶頂を迎えたようだ。
→