第5章 春情【五条視点】★
それを見た僕は一旦愛撫をやめて、彼女に言った。
「ねえ、ゆめ、自分で挿れてくれる? 」
彼女は頬を赤らめて一瞬驚いたような表情を見せたけれど、「はい……」と言って、自らショーツを足から抜き、仰向けになっている僕の上に跨るようにして座ると、硬くなっているモノを手に取り、秘部の入り口にあてがい、少しずつ腰を落としていった。
「くぅっ、さ、とる……だめ、おっきい……っ、あぁ、あ……」
いい眺めだ。
僕のグロテスクなものを、ゆめの可愛いアソコが一生懸命咥え込んでヒクついている。
挿入していくにつれて彼女の口から悲鳴のような喘ぎ声が上がる。
全て入りきったところで、彼女はプルプルと震えて荒い息をしながら、僕の胸に顔を埋めてきた。
「ゆめ、大丈夫?」
「は、はい……でもまだ動かさないでくださ、い……」
僕たちはしばらく抱き合いながら呼吸を整えた後、お互いに見つめ合ってから再び口づけを交わした。
「自分のタイミングで動いていいよ」
耳元で囁いてあげると、彼女もそれに応えるように微笑みを浮かべる。
そしてゆっくり腰の上下運動を始めた。
最初は苦しそうな顔をしていたものの、徐々に快感の方が勝ってきたようで、動きが激しくなっていくにつれ、艶っぽい吐息が漏れてくるようになった。
「はぁ……はぁ……んっ……あぁ……」
口から止まらない喘ぎを洩らし、快楽を求めるように必死になって動く姿がとても可愛くて、見ているだけで興奮してきて、すぐ射精してしまいそうだ。
「あー……ゆめ、ごめん……限界かも……」
あまりの気持ち良さに我慢できなくなり、僕がついそんなことを言ってしまうと、彼女は妖しく笑って言った。
「じゃあ……一緒にイきます?」
そう言うなり、彼女は激しく腰を動かし始めた。
僕はその激しい動きに耐えきれず、絶頂を迎える直前だったこともあって、呆気なく果ててしまった。
それと同時に膣内がきゅっと締まり、彼女が堪えるように眉間に皺を寄せた。
喉と腰が反り、同時に達してしまったようだった。
しばらくの間、お互い繋がったままの状態で余韻に浸っていたが、彼女から唇を重ねてきた。
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