第2章 【燭さに/現パロ】溺愛ダーリン
『んっ……や、ダメだよ、待って!
ここ、まだ玄関だからっ』
「駄目、待てない」
元々、私は低気圧による偏頭痛の為に
保健室で休んでいたので、そのまま学校を
早退する事になり、色々言いくるめた
光忠の車で、自宅まで送ってもらった。
私はてっきり、置いたらすぐに
学校へ戻るんだと思ってたのだけど……
玄関のドアを閉めると同時に
理性の緒が切れたらしく、
壁に手首を押し付けながらの
情熱的なキスをされた後、乱雑に靴を脱ぎ、
玄関を上がってすぐの廊下で
性急に衣服を肌蹴させられ、
胸を揉みしだかれながら、首筋や鎖骨周りに
念入りなマーキングのような紅い花弁を
沢山散らされてしまった。
光忠は、大体いつもこうなる。
おかえりなさいのキスから、
そのまま食べられる確率は高い。
だけど、こんなに急いで求めるのも、
執拗なまでに所有印を刻みたがるのも、
恐らく初めて見るかもしれない。
(どうしたんだろう……?)
そんな事をぼんやり考えてたら、
気付けばお姫様抱っこをされ、
寝室へと運ばれていた。
キングサイズのベッドにどさりと押し倒し、
制服を慣れた手つきで脱がしていくが、
光忠は、完全には衣服を脱がし切らず、
自身も完全には裸にならない。
それは、彼が普段から身なりを格好良く
維持する事に拘りを持つ伊達男で、
あとは、単純に着衣プレイがお好みらしい。
「ごめんね……今夜は、久しぶりに
寝かせてあげれないかもしれない」
『んっ……!』
熱に浮かされた艶声で呟いた直後、
私の胸にしゃぶりつき、ピンと立って
主張する胸先の果実を、やや強く甘噛みする。
瞬間、背筋を快感の電流が駆け抜けて行き、
思わず背中が反ってビクンと跳ねてしまう。
そんな反応を見た光忠は、嬉しそうに
私の秘部を指先で直接触り、既にトロトロの
花蜜が溢れ、はしなく濡れていた花弁を
軽く焦らすようになぞってから、
花芽を強く押し潰し、それを素早く擦る。
『ふぁ……っ!』
「ははっ、イイ声で啼くね」
一際甲高い嬌声を聞いて、さらに花芽を
強く擦り刺激し続けながら、同時に
花弁の中深くへ、そのしなやかで綺麗な
長い指を二本、ぐちゅりと挿し入れ、
グチュグチュと卑猥な水音をわざと立てて
掻き混ぜるのは、もっと声を聞かせろという命令。
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