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変態王子の恋愛管理
第1章 悪夢の始まり
ただの変態だと思ってたけど。
違う。
こいつ。
ほんとにネジとんでる。
とりあえず発想ついていけない。
え。
待ってこれ。
監禁とかいわない?
犯罪なんない?
なんで。
女口説くみたいな甘い表情(かお)と声で。
なんで。
平静と言ってのけんの。
「楪?」
「…………あんた、本気でやばいやつだったんだ」
キョトン、とした、のち。
桜咲は妖艶に瞳を細めて、微笑んだ。
これが。
悪夢の始まりだった。
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