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変態王子の恋愛管理

第1章 悪夢の始まり



「ちょっと楪うるさい」




「ふぐ………っ。ん、…っぐ、ううー!!んんぅ!!」


やっとベルト外されたのに。
今度は指が口の中を犯す。


駄目だこれ。
もう無理。
もう死ぬ。



「犯されてんのに感じるの?きゅうきゅう吸い付きやばいよ?」


お、く!!
奥!!

駄目だ無理。

耳までぬるうって舌が這って。
頭、馬鹿になる。


「………っ、あー、やっば。楪、超気持ちいい」


無理。
これ以上奥。
吐く。
内蔵、出ちゃうからぁ。
無理無理無理無理!!


謝ろう。
ここはひとまず一旦…………。



「!!」


なのに。
ずん!!て、さらに奥…………っ。
頭、ビリビリする。
ゴリ、って。
ゴリゴリって今。
なんか、あた…………っ?



「…………も、やら………っ」



激しさを増してく桜咲の動きに身体がついていけない。


「やだじゃないでしょ?こんなに吸い付いて。イきたかったんでしょ?いっぱいイかせてやるから」



「や、や…………っ。ごめ、ごめ、な、さ………っ、ゆる、ひ………っ」


「…………」




あ。
止ま…………っ。 


「んぃ…………っ!!や、なんでぇ!?」



後ろからの挿入が、抜かれて。
一瞬力が抜けた。
瞬間に。
今度は正面から。
桜咲はあたしを突き刺した。
括り付けられた両手、そのまま強引に反転させるから布が肌に食い込んで。

抜き差しするたびに柱に頭、ぶつかる。

それになにより。
さっきからお預けくらった分、余計に。
奥が、疼く。
奥が。
桜咲に悲鳴をあげて。


悦ぶ。



「………った!!もう、イってるの!!もうそれ、やぁ…………っ」
「うん。でもだめじゃんひとりで気持ちよくなっちゃ。」


ね。


て。
にこりと笑って。
桜咲は思い切り手加減なしに、奥を突いてくる。
なんで。
なんでこんなに的確に。

気持ちいいとこばっか突いてくるの。






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