第5章 告白 *微R
窓から夜風が入り、海が近いせいか潮の匂いがする。
なんか、目覚めちゃったな…。
外でも眺めようかと窓際に近づい時、僅かに嫌な気配を感じた。
『ーーーー⁇呪霊、、、?』
でもすぐに潮風に紛れ気配は消えた。
・・・・気のせい、だろうか…。
窓の外に視線を向ける。
灯台の灯りが遠くに見えるが、外は闇に包まれシン…と静まり返っている。
・・どうも嫌な予感がしてならない。
どうせこのままじゃ眠れそうにないし、少し外歩いてこようかな…。
ただの杞憂に終われば良い。
私はそっと部屋を後にした。