第5章 告白 *微R
「ーーーきだよ。」
『ん〜〜⁇』
耳元でチャプン、チャプンと水音がしてよく聞きとれなかった。
すると暗かった視界が急に明るくなり、眩しさに思わず目を細めると、傑が私の顔からサングラスを外していた。
『・・・傑?』
傑は私の腕をそっと引くとそのままぎゅっと手を絡めた。
「が好きだよ。
冗談でも冷やかしでもない。
ーーーーー好きだ。」
『・・・・え、、、』
傑が、、、
私を、、、、⁇
す、、す、、すっ、、すき?
心臓が口から飛び出るほどの衝撃に目を見開いた。
『ちなみに、ドッキリとかでは、、、』
「ハハッ、疑い深いね?ドッキリじゃないよ。
・・どうかな?私の彼女になってくれる?」
切長の目が私を捉える。
真剣な眼差しにこれは冗談なんかじゃないと伝わってくる。