第16章 結ばれる *微R?あり
『ーーーはい。』
袋からペットボトルを取り出し、1本を五条に差し出し、私も隣に腰を下ろした。
手渡されたペットボトルを不審に思ったのか眉を寄せる五条を横目に、蓋を開けゴクゴクと喉を鳴らす。
『・・・傑が置いてったんだと思う。』
蓋を閉め、じっと手の中にあるペットボトルに視線を落とした。
お酒を飲んだ次の日、決まっていつも枕元に水が置いてあったのを思い出す。
・・・・傑の優しさに甘えっぱなしだったなぁ。
ーーーーて、それは今もか。
自分に突っ込みを入れ、自嘲気味な笑みを浮かべる。
「つーかアイツ、どんだけ過保護なんだよ…。
はっ、て事は俺がを部屋に連れ込んだのバレてたって事か。」
『あーーー…そうだね。ははっ、、、』
別にエッチをしたワケじゃないし、大きな声で喘いだワケじゃないけど、、、
何だか凄く恥ずかしい…。