第16章 結ばれる *微R?あり
「はぁ、、ヤバい。キスだけで我慢しようと思ったけど、、、無理かも、、、」
ようやく唇が離れ、ボーっと五条を見上げると、余裕のない表情浮かべながら手の甲で口元を拭っている。
ーーー色っぽ、、、
一つ一つの仕草に色気があって、つい目で追ってしまう。
「そんなもの欲しそうな目で見んなよ。
・・・・したくなる。」
『ーーーしないの?』
「〜〜〜お前なぁ…。人の理性をことごとく壊すよな?」
ハァーーーと項垂れた五条は、私の上に倒れ込んできた。
私のコト、大事に想ってくれてるんだ…。
そう思うと嬉しくて顔が綻んでしまう。
『ありがとう…悟。』
柔らかい髪を撫でながら呟くと、バッと勢いよく顔が上がった。